賞与支給明細書に必要事項を記入する

計算に入る前に、賞与支給明細書に必要事項を記入しておきましょう。特に難しいことはありませんので、実際に記入例を見てください。

これは、おぐろ製菓店の長岡〇夫さんの賞与支給明細書に、朋子さんが計算前の必要事項を記入したものです。

賞与明細記入事項

では、参考例に従って、記入事項をひとつずつ簡単に説明していきます。

1.まずは支給年月と氏名を記入します

支給対象となる従業員の氏名と支給対象となる年月を記入します。おぐろ製菓店のように従業員の人数が少ない会社では特に必要ありませんが、 従業員の数が多い会社の場合は、それぞれの従業員の部署なども記入した方がわかりやすいですね。

そんなときは、氏名記入欄の左上に横線が引いてありますので、その上に、〇〇課、〇〇部などと記入してください。

2.事業所名も記入しておきます

参考例の様式では、事業所名を用紙の左下に記入するようになっていますので記入しておきます。もちろんゴム印等でもかまいません。

3.算定期間を記入します

今回の賞与の算定期間がいつからいつまでなのか記入します。 おぐろ製菓店の賞与に関する就業規則の定めによれば、 12月15日支給の賞与の場合は、6月16日から12月15日までが算定期間ということになりますのでそのように記入します。

こうした算定期間欄は、中小企業の賞与計算の現場では、実際にはわざわざ記入しないことも少なくありません。ただ、 従業員にこの賞与がいつからいつまで勤務した分なのかという自覚を持ってもらうことは良いことだと思いますので、 多少手間でもやはりきちんと記入した方が良いと思います。

給与計算では欄を作成して記入した所定関連や、 労働日数欄、労働時間等の欄も、上記のような意味から記入しても良いのですが、 特に賞与額の算定に関係がない場合には、記入しないことが多いです。

逆に、賞与額の算定にこれらのデータが関係している場合は、記入するようにしましょう。


その他のポイント

その他のポイントについては、給与支給明細書に必要事項を記入するで説明したこととほぼ同じですのでご参照ください。 繰り返しになりますが、こちらでも簡単にポイントをまとめておきます。

市販の給与支給明細書を賞与支給明細書として使用する場合は、どうしても自社の記入したい項目がなかったり、 項目があっても自社で使用している用語と合わなかったりということが良くあります。

そんなときには、臨機応変に、空欄を使用して自分で項目を作ったり、 読み替えて使用するなど工夫してください。きちんと理屈が通れば、特に問題はありません。逆に項目がないからと言って、 記入しないでおくと、従業員にとって非常にわかりづらい給与支給明細書になってしまいます。

必要事項の記入作業については以上です。

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2005年11月04日 23:23

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